笑う日常空間
□数値上じゃ解らないことだってある
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入学して1週間経ちました。
『テストだよどうしよう眞子ォォォォ!』
「どんだけ騒ぐのもう口にガムテープ貼るからね」
『………』
すんません。いやマジすんません。…だって全然勉強してないんだもん!昨日(日曜日)だって1日中ゲームしてたもん!明日テストだって思い出したの夜10時過ぎだからね?←
ちなみに眞子ちゃん→眞子の件はね、「何かちゃん付けヤダ呼び捨てで頼む」って言われたからやめた。…ちゃん付けやな人もいるのね。名前呼ばれて意識飛ぶ人もいるし……人ってのは難しい←
「流乃ちゃん勉強苦手なの?頭良さそうだけど」
出たミスター爽やか君(?)こと俊樹くん。今日もスマイル絶好調だね。
『見えるだけ。実際は勉強嫌いだし。この学校に入るまではそこそこ努力したけど合格した後はずっと遊んでたもん、覚えたこと全部吹っ飛んだ』
「あはは、確かに入学決まると気抜いちゃうよね。……あ、でも今日のテストマークシート式らしいよ!ちょっとは楽じゃないかな」
何だと………?よしコレはテストじゃなく運試しだ!
いちいち悩まずお気楽に行こうじゃないか!←
「あ、もうすぐ予鈴鳴るね、じゃ頑張ろう♪」
ああ俊樹くん、今のあたしには貴方の笑顔は眩しすぎるワ…←
(良い点とってカッコいいとこ見せなきゃなー)(…はあ。早く部活したいんだけどマジで)(あああああでもやっぱりどうしよおおおおお)((…ホントに大丈夫かな/なの?))