甘い涙



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ブラウンの瞳いっぱいに涙を溜めて、瞬きをすれば宝石の様な滴が紅潮した頬にポロポロと溢れ落ちていく。

まるで雨に打たれて不安に押し潰されそうな猫だ。









割れた鏡の恋物語小説【甘い涙】より
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