☆快楽の奴隷の詩☆

□QUARREL
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きっかけはほんの些細なことだった…
俺の愛し方に疑問を感じるとの彼の一言だった

「じゃ?何?俺、桜井のこと思ってないとでも感じんの?」
俺は彼に怪訝な顔を見せる
「そーじゃなくてさー!俺が求めてるときにお前そっぽ向くじゃんか!」
彼は俺を睨む
「求めてる時って?はぁ?お前、レコーディング中とかLIVE後で俺がへたばっている時じゃねーかよ!」
俺は彼に吸っていたタバコの煙を吹きかけてやった
「なっ…!!煙たい!俺がしたいときになんで恋人なのに!求めちゃいけねーんだよ!」
彼は涙目で俺に意見する
「恋人でも、俺がしたい時とお前がしたい時は違うの!分かれよ!バーカ!」
俺は彼の目を見ずにテレビを見ていた
「…かっ…」
彼が声を絞り出しながら何かを呟いた
「はぁ?」
俺は耳に手を当てて彼に聞いてやった
「バカ!!大バカ!クソJEN!」
彼は俺に罵声を浴びせ、俺のマンションから勢いよくトビラをバタンっと閉め出て行った…


少し言い過ぎたかな…
と自分で反省しながら、明日のレコーディングに備える
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