☆甘い空想妄想室☆
□夢の浮橋
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その姿に
わしは一目で
恋に落ちた
汚れを知らない
瞳に吸い込まれた…
遊郭に入り
その女朗を買った
部屋に通され
わしを上座に座らせ
三つ指を立てて
頭を下げた
「お主、名は何と申す。」
わしはそう問う
「へぇ…わちきはアキと申しまする」
鳥が鳴くようにアキは答えた
「アキ…さっき唄っていた歌を唄ってくれないか」
わしはそうアキに唄うように言った
「へぇ…喜んで」
アキはニコっと微笑んで小唄を唄った
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