☆雲をも掴む妄想室☆
□Kiss
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「昭仁…眠たいん?」
とワシは昭仁の頭をそっと撫でた
「晴一の手あったかい…」
そう言うと、昭仁がワシの手を握った
そしてチュと軽くキスをした
「酔っとるな昭仁!」
とワシは笑いながら少し照れた
ウルウルとした瞳で昭仁がこっちを見とる
ブチやばい…
可愛い&妖艶…
頑張れワシの理性!!
「ねぇ…晴一…キスしてぇや…」
と昭仁が突然言い出す
「えっ!!!!おま〜絶対酔っとる!!水とってくる!」
ワシは心臓がバクバク言っているのを隠しながら昭仁の頭を撫ぜベッドから立とうとした
キスなんぞしたら、ワシの理性の糸プッチンしてしまいそうで自分から離れようとした
「酔っとらん!」
昭仁は叫ぶと、ワシの手を引っ張り、右手でワシの頭を押さえキスをした
「酔っとらん!ワシは純粋に晴一とキスしたかったんじゃ!」
昭仁から熱い告白を受ける
「ふぅ…」
ワシはため息を一つ吐き天を仰いだ
真剣な眼差しで昭仁がワシんことを見とるのが解る
「キスしてぇ…」
昭仁の歌うように甘い囁きがワシの身体中を撫でていく
昭仁がワシの腰に抱きつく
理性の糸よ
さ〜よ〜な〜ら〜
「負けた!!!」
とワシは言い、昭仁の唇を貪るようにキスをした
「はぁん…」
甘い吐息を吐き出し、昭仁は天使の微笑みをワシにくれた
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