☆雲をも掴む妄想室☆
□溺愛エゴイスティック
2ページ/10ページ
俺の家、仕事場兼書斎
♪〜♪
ブーッブーッ
俺の携帯が鳴る
森男からだ…
無視…
今日中にコレを仕上げないといけない!
Macに打ち込まないと!
♪〜♪
うるさい…
森男…
俺の今の状態わかれよ…
ピッ…出てしまう俺も俺だけど…
「もしもし…」
『則賀さんvV仕事中でした??』
わかってんならかけてくんなよ!!
「そうだよ!!」
『怒らないでください!え〜とね…則賀さんの部屋にきちゃいましたvV』
きちゃいましたって…
後ろのドアが開き、俺は抱きしめられた
「ぎゃあああああ!!」
「則賀さん!!大声出さないでくださいよ!」
森男がしゅんとなる…
「来るって!!お前!!何してんの!!」
口をパクパクしながら俺が森男に言う
「だって!四六時中も一緒にいたいんです!vV」
居たいんですっても…
森男君…
俺は1人で仕事したいのに…(怒)
「森男…お前…前世はストーカーか?」
「ストーカー!!則賀さんのストーカーならぜんぜんいいですよvV」
懲りてないし…
「邪魔だからどっかいけ!」
「イヤ!!」
大きな動物が後ろから抱きつく…
暑苦しいし、仕事ができない!!
………ブチ…
「森男!!!お前!俺の仕事邪魔すんな!するなら別れよ!溺愛すぎて重いんだよ!!出て行け!」
キレた俺は森男に暴言を吐いてしまった…
「…ごめんなさい…」
森男はパッと手を離し出て行った
言い過ぎたか…
でもこのぐらい言っておけばいいか!