☆雲をも掴む妄想室☆

□Supporting Member
2ページ/9ページ

2年前…

ベースとしてやっていたTamaさんが抜けるということが世間でもかなり話題になっていたが、その後誰がベースとして入るか、俺も少し興味があった
その俺に白羽の矢が立ち、事務所に呼ばれ、ポ/ル/ノの3人と顔を合わせていた


「初めまして…野崎/森男といいます」

人を見下す感じで頭を下げていた俺、兄貴こと真ぁちゃんが俺をサポメンとして押してくれていたのは感謝していた


「これまた、真助とおんなじぐらいデカイのぉ〜♪」
昭仁さんが笑う
「ほんまじゃ(笑)」
晴一さんも笑っているけど

一人仏頂面の人が…
Tamaさん…

「Tama〜どうしたんじゃ〜おま〜の跡継ぎじゃよ(笑)」
昭仁さんが笑いながらTamaさんの頬をつついている
「…森男…後で、お前のベース聞かせろや」
ニヤリと笑うTamaさん
「はぁ…」
頷く俺








スタジオに俺とTamaさん2人だけ
「まず…メリッサ弾いて」
Tamaさんに言われるようにベースを弾く




♪〜♪♪〜♪





♪♪〜♪
「どうでしたか?」
微笑みながらTamaさんに聞いてやった
『俺の後頼むな』だろなと思っていたが
Tamaさんの反応は
俺と思っていることは逆の反応だった
次へ
前へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ