☆快楽の奴隷の詩☆

□QUARREL
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次の日

レコーディング中、彼は一言も言葉を発せず、俺の話も上の空で聞いていた。
小林さんが、俺らを呼び新曲について話をする
彼が一言
「…あの…今回…歌いたくないです…」
そう言った。
「はぁ????」
俺、中川、田原、小林さん4人が彼に向かい驚嘆の声を発した。
「こんな気分じゃ歌えません…」
そう言い、彼が立ち上がる
「ちょ…まてよ!」
俺はそう言い、彼の腕を掴んだ
「鈴木君はいいよね!ドラムだから!人の指示を待って叩けばいいんだもんね!」
彼が俺を睨みながら暴言を吐いた
「なんだと…もう一遍いってみろ!」
彼のシャツの襟を掴んでやる
怒りで顔が引きつる
「あぁ何度でもいってやる!俺はお前に指示して、お前は俺の指示に従って叩けばいいの!」
涙目で彼が俺にまた暴言を吐いた


バキッ…
俺は彼の左頬にストレートパンチを食らわしていた
「…つっぅ…いてーな!」
彼は口の中を切ったようで、俺を睨みつけながら、俺の左頬に同じくストレートパンチを食らわせた
「…いってーな!」
俺は彼を睨みながら、また彼を殴ろうとした

「やめてください!!!」
スタッフが俺ら2人をとめる

「とめんな!このバカを殴る!」
俺はスタッフを払いのけようとする
「とめるな!バカはおまえだろ!」
彼が俺を睨む
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