☆孤独な夜の生贄の詩☆

□狂おしいほど愛したい
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彼はまぁ俺のことなんて気になんてかけていないでしょうね…
涙…

煩いバカとしかみてないのが分かります
はい…

酒に酔った勢いで
彼に告白したろーか!


打上げで俺はガバガバと酒を煽った(笑)
で当然俺がなるのは
ご存知のとおり
キス魔(笑)

「さっくちゅぁ〜ん!」
「ぎゃああああくんなぁ!!」
ブチュー
「なっかけぇ!」
「くんなぁあああ!!」
ブチュー

2人死亡(笑)
スタッフさんみんな大爆笑する

「けんちゅぁ〜ん!」
「ぅん?」
ブチュー

「えへへ!しちゃった!」

『あっ…』
スタッフみんなが押し黙る
「えっ?」

ポロ…ポロ…

田原の目から涙が零れる
「田原??」
俺が恐る恐る聞く
「…ぅん…ごめん…なんでだろ…」
ごしごしと服で涙を拭く田原
「田原!ごめん!向こうで話そう!」
俺は田原をひょいと担ぎ上げ、スタッフに2人きりにさせてといい
急いで自分の部屋に行き、田原をベッドの上に下ろし、ドアにカギをかけ、涙を流す田原の横に座り背中を摩った

「ごめん…田原…そんなに俺のキスイヤだった?英哉…泣いちゃう」
と冗談めいた風に言った

彼は頭を横に振り涙声で
「…ちがう…ちがうんだよ…」
ポタポタと彼のジーンズに涙が落ち落ちた部分の色が変色していく

俺は彼の背中を撫ぜながら
「じゃなぜ泣くの?」
と聞いた

「嬉しかったから…」
そう彼は言うと俺の胸に顔を押し付けまた泣き出した

細いな〜白いな〜項綺麗だな〜
襲いたいな……

野獣になっちゃダメ!!
今日は優しく優しく…

…ぅぅぅっ…
理性がんばれ!
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