☆孤独な夜の生贄の詩☆

□Seven Star
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「鈴木…」
「ぅん?」
驚いた顔をして俺を見上げる彼

「1本ちょうだい」
「ああvVいいよ〜」
とんとんとタバコの箱の底を叩き、タバコを1本とりだし、俺に差し出した

「サンキュー」
俺がタバコを咥える

シュボ…
ジッポのライターで火をつけてくれる彼、ライターを持つ手も俺は好き



ふぅ…
タバコの煙を吐く

ふぅ…
彼もタバコの煙を吐く






彼と同じ香が口の中に広がる
身体中にタバコの香が纏わり付く




「なぁ…中川…」
彼が俺に言ってくる
「何?」
「…」






無言ですかい!!
何か言えよ!!


「何??」
俺が彼の顔を覗いてやる


ありゃま
真っ赤です(笑)

「お前何真っ赤なのさ(笑)」

彼の顔が今まで見たことがないぐらい真っ赤になっている
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