08/03の日記
21:18
お墓参り
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1周忌。
ちょうど1年。
夜にお墓参りに行くものではないと思いつつ、どのタイミングで行けばいいか分からず、結局、夜になってしまった。
お墓に行くと新しいお花が添えてあって。
私が心配する事でも安心する事でもないんだけど、ちゃんと1周忌の法要がされたんだなとホッとした。
会わないでおこうとのご遺族の意向。
お墓もあまり来て欲しくないのだろう。
ご遺族の方より先にお花を添えてはいけないと思い、昨日今日と我慢した。
夜なら確実だと思い、少し怖かったけど向かった。
夏だからまだ少し明るくて助かった。
お花を一緒に入れさせてもらって、手を合わせた。
今日もやっぱり何も語りかけてくれなかった。
最初だけだったな。
あんな風にもう一度、どんな形でもいいから、語りかけてくれたらって期待した。
でも、背を向けられているかのように、何も語りかけてくれなかった。
ふと、もうここには来ないかもと思った。
来ちゃいけないような気がした。
命日くらいはと思う自分もいるけれど。
なんだか許されないような気がした。
新しい恋も諦めがついた。
このまま連絡がなければ諦めよう。
1周忌を寂しくないようにって、てぃんてぃんが最後にくれたプレゼントだと思う事にしよう。
私はこうして、無事に1周忌を迎える事が出来、また新たに前に進む心の準備が出来たのだから。
私が辛くないように。
私が苦しくないように。
てぃんてぃんなのか、神様なのか。
目に見えぬ誰かの優しさが与えてくれた束の間の幸せなのだから。
新しい環境にもなる。
大きなチャンスを与えられた。
私は目に見えぬ誰かの支えによって、こうして幸せな道を進む事が出来ているのだから。
きっとまた恋も出来るだろう。
今年も花火は見れなかったけど、きっと来年は誰かと見れるだろう。
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