10/03の日記

11:05
気のせい?
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お彼岸の時。

呼んでくれたよね?

私は前に会いに行った時、もうここには来るなって言われてる気がした。

だから、行かないつもりだったよ。

でも。呼んでくれたよね?

風が吹いてるわけでもないのにさ、名前が分からないけど、お墓の後ろに立てる気の柱。

あれがカタカタと揺れたね。

なにか必死で訴えてるような。

私には分からなかったけど、近くにいるんだろうなって感じた。

何か伝えたかったの?

いつか、通じあえるかな?

私がずっと避けてた場所にも連れていったよね?

本当に避けていた場所。

胸が苦しくなったよ。

もしかして、秋だから?

思い出して欲しかった?忘れるわけないよ。

あんなに幸せな秋は過ごした事無いもの。

あなたが私を好きになった瞬間でしょ?

知ってるよ。

あの場所で。

ハプニングが二人を近付けた。

あの場所で。

二人が引き離された。

覚えてるよ。

忘れないよ。

だから、私はあそこには行けなかったの。

でも、呼んだよね?

寂しかったのかな?

忘れるはずないでしょ?

今の幸せがあるのは、てぃんてぃんのおかげだって思ってるよ。

てぃんてぃん。

どんなに辛くても、どんなに幸せでも、あの頃に戻りたいって思ってるよ。

あの時には分かっていたけど。

一緒にいたら辛いって。でも、それを受け入れてでも一緒にいようって覚悟を決めたんだよ。

それが重荷だったのかな?

私の為に、私の事を解放してくれたのね。

それも分かってるよ。

本当に人が良すぎて損する人だね。

愛情が深い人は苦労するね。

繊細すぎる人は辛いね。

あんなに強くて深くて、繊細な人は初めてかもしれない。

もっと自分の為に強くいてくれたら良かったのに。

ありがとう。

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