10/29の日記

00:56
父が亡くなりました
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父が亡くなりました。

私が知るのは翌日30日。

父はとても偉大でした。
いろんな意味で。
自分の目指すものにはいつも真っしぐら。周りを確認しているようで、巻き込んでもいるようで。
でも、私は大好きだった。

そんな父の存在を忘れるためにたくさん努力した。
だから消していた記憶が、亡くなった今になって蘇る。

完全には消せなかった。

父と母が離婚したのは私が小学校3年生の時。
家の近くで父の車を見つけ、義母を乗せていた事に始まる。

その話を母にした夜、父と母は大喧嘩。父は家を飛び出した。

でも数日後、二人は男女の関係にあるのを隣の布団の中で見ていて安心した。

それなのに二人は離婚した。

そこに何があったのか、今の私にはわかる。
でも、時が解決するまで、20と数年。その時の私には膨大な時間は予測できなかった。

父も母も大好きで。

でも、母は、一人で子育てをする内に、いつしか私を自分の分身のように見るようになった。
タバコなんて吸わなかった母がタバコ隠れて吸っていた夜。
私は少し大人に近づいた気がしていた。

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