novel.s
□太陽はいつもそばに
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今は今日泊まる宿の中。
夕食も終わしお風呂も入ってエドとアルの部屋で本を読んでいたらふと、目に入った。
『…エドの髪って凄く綺麗だよね。』
同じく文献を読んでいたエドとアルが顔を上げた。
「何だいきなり?」
『いや、別に意味はないけど綺麗だな〜て
わっサラサラ。』
羨ましい…(¬_¬)
「お前のだってそうじゃん。」
『違うよ全然!いいなーサラサラ金髪!』
「よくわかんねー。」
と言ってまた本に目を戻した。
サラッ
綺麗だなー…
絹みたい。
「いつまで触ってんだよ。」
『んーもうちょっと。』
日中はもっと綺麗なんだよね。
太陽に当たってキラキラして…
………なんかエドって
『太陽みたい。』
「え??」
あっ声に出しちゃった。
『やっエドって太陽みたいだな〜って。
イメージカラー赤だし金髪綺麗だしよく笑うし。』
元気だし
一緒にいてあったかくなるし。
「太陽って…そんなに俺は凄くねーぞ?」
『凄いとか凄くないとかそーゆーことじゃなくてなんか太陽なの!ギラギラって感じ!』
「ふーん。」
『アルは空だね!!』
「ボク?」
『うん青空!アルのイメージカラー青だし、ギラギラの太陽をおさえるってゆーか包む感じ。』
「はは。兄さんをおさえるのはボクの役目だしね。」
『うん!!笑』
「なんだよそれ。
んじゃはぁるは何なんだ??」
『私?私は…』
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