novel.s
□この関係に名前が付いた日
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「ただいまー…っと」
久しぶりにはぁるの家に来た。
ぐ、偶然大佐に用があったからついでに寄っただけだけどなっ//うん。
「はぁる〜?」
いねーのか?
「んだよ、折角来たのによ〜」
とはぁるの部屋を開けると、
「………………寝てやがる。」
ベッドでスヤスヤ眠る彼女。
開けっぱなしの窓から入る風が彼女の髪をサラサラと揺らし不覚にも綺麗だと思ってしまう。
「……不用心なんだよ。」
鍵も窓も開けっぱって…女の自覚あんのかよ。
オレらは別にそんな関係じゃない。
………オ、オレはあれだけどよ////
絶対こいつはオレを眼中に入れてねーし、友達以上恋人未満ってとこ。
ベッドに腰掛け彼女の髪を撫でる。
「おーい、起きろよー」
手からサラリと落ちる。
「……」
睫毛なげぇ…
彼女の頬に手を伸ばす。
「…柔け。」
彼女の起きる気配は無し。
その大きな瞳がオレを映すことも無い。
「はぁるー…」
オレを見ろよ…
そう言って目覚めぬ彼女にキスをした。
「…」
『…』
「……」
『……』
「………え?」
『………へ?』
ガタタッ!!
「なっお、お前いつから起きてっ!!/////」
『え?あぁ〜…エドが私の名前呼んだ辺りから?』
「言えよっ!!!/////」
『あ、ごめん。………エド』
「な、何だよ///」
『キスした。』
ブフォ!!
「ち、違うあれはっ!!///」
『うん?』
「間違いっつーか、無意識つーか!!何か気付いたらしてたみたいでっ////」
『…』
「気持ちとかは無くてだな!!////」
『……エド、本当のこと言って。(黒)』
「………………はい;」
『何でキスしたの?』
「えっと…」
はぁるがオレを穴があくほど見てくる…;
『嘘つくとシバく』と目で語っている;
「その……つまりだな」
『うん。』
「オ、オレははぁるが…」
『…』
「……………………………………………………………………………すっ好き………てこと…………です/////////」
のああぁぁぁああ!!///
言った!言ったよオレ!
でもどーせはぁるは…
『うん。
私も好き。』
だよなぁ〜…
って
「えっっ!!!???」
『なぁに?イヤなの?』
「やっ全然そんなことは!!//むしろ…」
『なぁに?』
「うっ嬉しい……です///」
『んふふ〜それは良かった♪』
「…………じゃはぁる」
『ん?』
「もっ回いい?///」
『!//…んっいいよ。』
オレは彼女を引き寄せて触れるだけのキスをした。
(…げ、限界…///)
(え〜((笑)