novel.s
□ウソつきDAY
2ページ/3ページ
「はぁるー!はぁるー!」
『なに〜レン?』
オレはリビングでテレビを見ているオレのマスター&彼女のはぁるの元へ行く
「ねーはぁる」
『ん〜?』
「オレと別れて♪」
そお言うとはぁるはびっくりした顔でオレをみた
『……なに…急に』
「ん〜…なんかもうヤだなって思って♪」
『な、なんで』
「ん〜…他に好きな人が出来たから」
『……本気?』
「もちろん♪」
オレが笑顔で答えるとはぁるはうつむいて言った
『…………わかった』
えっわかっちゃうの!?
『…じゃ今まで…ありがとう…これからはマスターとボーカロイドだけの関係で』
オレは背中を向けて2階へ行こうとするはぁるの手を掴んだ
「ねー今日は何の日かわかる?」
『えっ4月1日……エイプリル…フール!?』
「ピンポーン!」
『え、じゃ今のは…』
「ウソだよ♪
脅かそうと思っt」
バチンッ!!
え??
左頬がビリビリする
……叩かれた?
「え、はぁる?」
はぁるは涙目でオレを睨んでいた
『レンのバカ!サイテー大っ嫌い!!』
そお言うとそのまま2階へ行ってしまった
「……き、嫌い?」
放心状態でリビングに突っ立っていると双子のリンが入ってきた
「あれーレン何してんの?」
「…き、嫌いって、大っ嫌いってはぁるに言われた」
「はぁ?何があったの」
そう言われたのでイチから説明すると
バチンッ
「えぇーーーー!!!???」
リンにも叩かれた…
「レンあんたバカすぎる。
マスターの気持ち考えなよ。」
「?」
「マスターはレンの事好きなんだよ?レンがマスターに逆の事されたらどお?」
「絶対ヤダ………あ、」
「わかったでしょ。
いきなり別れよって言われてマスターの事だからレンの幸せを願ってOKしたのにそれが冗談だなんて、誰でも怒るよ。」
「オレ、はぁるの事泣かした。」
「はぁ、わかってんならさっさと行きな!」
「お、おう」
リンに言われてオレは2階へかけ上がった
.