立海大家族
□君が生まれてきたとき
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(おやすみ…赤也)
俺は誕生日パーティーで騒ぎ疲れ寝てしまった赤也を膝枕しつつ自分のお腹を撫でた。9年前赤也はここにいた。
「どうした。懐かしくなったか?」
物思いに耽っていると弦一郎が隣にすわってきた。
「まあね。最後の子だし。思い入れはあるかも。」
「そうだな。」
「9年前のあの時も俺はこうしてソファに座っていたな」
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