立海大家族

□授業参観@
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〜真田家〜

「皆準備はいいかい?」
「ああ。大丈夫だ」
「「大丈夫ですよ(ナリ)」」
「よし。じゃあ出発!」


今日は立青四帝学園(りっせいしてい)の授業参観日+初等部の保護者会なのです。
1ヶ月前から高等部、中等部と保護者会が続いており、今日は初等部の保護者会と小中高の授業参観日が被っているので真田家は大学生の蓮二、高3でもう大学が決まっている比呂士と雅治、そして母の精市の4人で向かった。保護者会は6時間目。参観は5時間目に行く。子沢山な家庭は大変なのだ。


「はぁ…ついた。まったく。学生の時から思ってたけど遠いよね」
精市が盛大に門の前でため息をついた。
弦一郎も精市も幼稚舎から立青四帝に通っていたのだ。
「そうかのぅ?歩きじゃから電車よりかは近いじゃろ」
「違うよ雅治。歩きの方が運動時間が長いだろ?」
「確かに」
「それが疲れるんだよ俺は」

キーンコーンカーンコーン

「やばっ予鈴!じゃ皆よろしくね」
「あぁ」
「了解(ナリ)」



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