立海大家族

□授業参観C
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最悪じゃ。俺の母ちゃん含めた最強いや最恐の4人のうち3人が会ってしまった。嫌じゃのう。
すでに喧嘩腰じゃ。

「そういう気ってどういう気だい?」
「惚けるなんてらしくないね。いいよ教えてあげる。僕らと此処で会いたくないって事さ」
「俺らは親友に会えるかも思ってワクワクしてたんに」
「嘘つくなよ。いつも此処で会って機嫌悪くなるのは白石と不二だろ?」
「名字違うよ」
「それよりさ。何で来たのさ」
「光のテニス。見に来たんやで」
「僕は白石の付き添い。」
「ふーん」
「それより、光いじめんといてや」
「誰がいじめてるんだい?」
「雅治と比呂士君や。」
「オカン!ちゃうねんで」
「光は黙っとき」
「しゃーない。あの母ちゃん達は相手の怒るとこをわざとついてるだけじゃから」
「俺の息子に文句あるのかい?」
「まぁまぁ。蔵ノ助さんも母さんも落ち着いてください」
「比呂士。うるさいよ」
駄目じゃ。ヒロにも止められん。
「大丈夫。任して。」
そこに周助さんが来た。
「僕に任せて。喧嘩ぐらい止めれる…」
笑っていた周助さんの頭に水がかかった
顔をあげた周助さんの目が開いとる
「わりー大丈夫か?って周助じゃねぇの」
「跡部
かい?」
「すまねぇ」
「すまねぇ?他に言うこと無いのかい?」
「…いや。すまねぇ」
「…殺すよ」
大変じゃ。こっちでも喧嘩が始まってしもうた。
これを止めるには…親父…いや駄目じゃ。誰がエエかのぅ。

いつの間にか回りにはギャラリーがきとる


「…さぃ…いい加減に…いい加減にしてください!」



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