短編

□護るということ
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「銀さーん、僕先に行きますね。」


「おう。」



それは、冬の寒い寒いある日のこと。

万事屋の3人+お妙は神楽が商店街のくじで引き当てた銭湯一回無料券を手にそこを訪れていた。
そして、女子2人と別れ男湯にやってきた新八と銀時だったが、中々準備を終えない銀時に新八が痺れを切らしたのだ。

そして冒頭に至る。



ガラリッ


「やぁ、義弟(しんぱち)君!」


・・・。


「だから、義弟って書いて新八って読むのやめろっつってんだろうがぁぁぁあ!!」



…何故。何故いるんだ真選組。
見た瞬間新八が思ったことである。
そこには、いつもの3人ー近藤、土方、沖田がいた。



「何でいるんですか……」


「総悟がくじ引きで銭湯の一回無料券当てたんだ。」



疲れた様子で誰にというわけでもなく聞いた新八。それに答えたのは土方だ。



「…そうですか。僕達も神楽ちゃんが無料券当ててくれたんですよ。」


「ということは万事屋もいるのか。」


「はい、もう来ると思うんですけど。」


ガラッ

噂をすれば影ってあながち間違ってもいないと思う(by作者)


「ナニナニ〜、人の噂話ですかぁ〜?」
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