狂桜鬼伝 参

□番外編5
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待て………百合が酒だって………?!








島原行ったときは拒否したくせに
何で今更……………?












『……とにかく………十四歳で酒は流石にマズいな……』











俺はそう言って布団から出ると
目の前の縁側に足を進めた。
















ん〜あいつらどこに行った?












俺は左右を見渡し右に足を進めた。











『……まぁまだ騒いでるだろうから
その内見つけられるだろう…な…』











俺は頭を掻きながら縁側を進んだ。













――――――――――――










―――――――









――――














「―――――ぁ―――――」










「――り―――――と――――」












ん?












縁側を進み、一番奥にある部屋に
たどり着いたとき微かに声が聞こえ足を止めた。













こんなとこに誰かいるのか?











一番奥にあるこの部屋は隊士達や
俺達幹部もあまり使わない倉庫のような部屋。














『………まさか………こんなところに流石にいねぇよな?』
















俺は一瞬襖に手をかけようとしたが
改めて考え、また足を進めた。
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