狂桜鬼伝 弐
□解き放たれた鎖
1ページ/21ページ
――――――――――――
――――――――
――――
ドォォォォン
隊士「うわぁぁ」
バンバン バン
不知火「ちっ手ごたえがねぇな」
不知火から撃たれた隊士は銀髪と
赤目となり羅刹となりながら起き上がった。
不知火「なんなんだ?あいつら?」
山南「お待ちしておりましたよ。
鬼の皆さんのお相手は我ら羅刹隊がいたしましょう」
天霧「例の研究で作られた者のようですね」
不知火「ちっまがいものが」
バン
「ぐぁぁ」
ザシュ
「ぐっ」
風間「ふっ急所をつけばもろいものだ」
天霧「まったく、このような物を
作り出すとは酷いことを………」
山南「やはり、本物の鬼は凄まじい……」
山南さんは笑いながら刀を抜き構えた。
風間「ここは任せる」
不知火「ちっしょうがねぇな」
風間はそう言って消えていった。