狂桜鬼伝 弐

□解き放たれた鎖
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ドォォォォン



隊士「うわぁぁ」



バンバン バン


不知火「ちっ手ごたえがねぇな」


不知火から撃たれた隊士は銀髪と
赤目となり羅刹となりながら起き上がった。



不知火「なんなんだ?あいつら?」


山南「お待ちしておりましたよ。
鬼の皆さんのお相手は我ら羅刹隊がいたしましょう」



天霧「例の研究で作られた者のようですね」


不知火「ちっまがいものが」



バン


「ぐぁぁ」



ザシュ



「ぐっ」


風間「ふっ急所をつけばもろいものだ」


天霧「まったく、このような物を
作り出すとは酷いことを………」


山南「やはり、本物の鬼は凄まじい……」


山南さんは笑いながら刀を抜き構えた。


風間「ここは任せる」


不知火「ちっしょうがねぇな」


風間はそう言って消えていった。
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