血の殺戮

□私の天使
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「ふふふ、誰が死んだって?」






巳、八戒、悟空、悟浄、三蔵「!!!!!」







煙が立ち込め視界が悪く
まだ風が吹き荒れているその場で
一人の人物が凛々しく立っていた。






巳「きっ貴様……何者じゃ…」





巳獣丸は全身震えながら言った。






八戒「げほっ……げほっ…
凄い殺気ですね……。」







悟浄「これ……動いたら
殺されるんじゃね?」






悟空「だっ誰なんだ?」








三蔵「……………柚麻だ……」






八戒、悟空、悟浄「えっ………」






視界が開け前を見ると血桜を
手に持っている手の指の爪は
長く鋭く茶髪から長い耳が
出ている柚麻の姿だった。







巳「(あの女妖怪だったのか?
それにしてもこの殺気…動けん)」




巳獣丸は冷や汗をかいていた。








柚「………私のこと知りたいの…?」






柚麻はそう言ってゆっくりと
巳獣丸に向かって歩き出した。







巳「くっ来るなー!!!」






巳獣丸はぎこちなく後ろに後ずさった。
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