血の殺戮

□記憶の欠片
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柚「八戒〜これ運ぶよ〜」






野宿できる場所を見つけた三蔵達は
それぞれの時間を楽しんでいた。

三蔵は木にもたれかかりながら
煙草を吸っていて悟浄と悟空は
二人でじゃれ合いながら柚麻と
八戒は食事の準備をしていた。







八戒「皆さん、ご飯ができましたよ」







八戒はそう言って食事を
それぞれ手渡しであげると
八戒は白竜と共に食べ始めた。




柚麻はそれを確認すると木に
もたれながら食事をとっていた。























みんながそれぞれ食べ終わると
先程と同じように三蔵は煙草を
吸い悟浄と悟空はじゃれ合い
八戒と柚麻は片付けをしていた。








八戒「…………柚麻さんどうぞ?」





片付けが終わると八戒は皆に
毛布を配り柚麻にも毛布を渡した。





柚「でも………みんなの分が…」







柚麻は毛布が四枚しかないので
気を使って八戒に向けて言った。






八「大丈夫ですよ、
柚麻さんが洋服を買った店で
一緒に毛布も買いましたので」






八戒は柚麻に微笑んで言った。





柚「…………ありがとうっ!」







柚麻は八戒の言葉と八戒の笑顔に
安心したのか笑顔で受け取った。
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