運命ノ朱い糸

□勒
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珠「………………。」



陽もすっかり落ちて真っ暗闇の
木の葉の里を珠李はいつもの
暗部服を着て火影岩の上に
静かに立っていた。





珠「……何でしょうか…
………ナルト様?」





珠李の周りには誰もいないのに
珠李は木の葉の里を見ながら言った。






ナルト「……なんだよ……
もう気づいたのかよ。
日に日に気配感じるの
早くなってるな……。」





突然出てきたナルトは
珠李と同じ暗部服を着て
珠李の隣に並んだ。









珠「…有難きお言葉です。
………ナルト様…。」







珠李はそう言って隣に
来たナルトに向かって
頭を下げて言った。






ナルト「敬語はいらんと言ったはずだ。


それに珠李からは様付されたくない。」








頭を下げた珠李の方を
向いて言った。





珠「……わかった、ナルト。」





珠李は頭をあげて言った。
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