運命ノ朱い糸

□八
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琉「あはは〜
殺しって楽しい〜」





琉羅はクルクル回りながら
死体の間をすり抜けていた。





周りを見ると生きている忍びは
木の葉の忍びだけだった。
その他は血を流し死んでいた。





波「おい、琉羅〜
それぐらいで衝動抑えとけ〜」






波瑠はクルクル回る琉羅を見て
珠李とナルトに近づいていった。






二人はカカシ達を黙って見つめていた。
紅は結界を破り目を丸くして
ナルトを見つめていた。







サクラ「……………ナルト?
貴方暗部だったの?」






サクラは震えた声でナルトに言った。








「ねぇ貴女〜?」






そう聞こえた方を向くと
琉羅が血付きクナイを握って
固まっているカカシ達の前に
やってきていた。






琉「……いいかげん金狐様のこと
ナルトっていうの止めなさい?」






琉羅は血付きクナイをサクラの首に
当てて声を低くして言った。
サクラは琉羅からのあまりの
殺気に身震いし続けていた。














キーン










琉「!!!!!!」






何かが琉羅の持っていた
クナイを弾き飛ばした。
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