運命ノ朱い糸

□壱拾
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火「―――っというわけじゃ。」





火影はそう言って椅子に座った。










サクラ「じゃぁナルトはその後正式に
暗部になったってことですか…」




サクラはそう言って俯いた。





火「そうじゃ、金狐という名を
与え暗部として生きさせた。







ナルトも珠李のように成長が
早かったもんじゃから………
すぐに隊長の座についたよ。」







カカシ「ですが隊長は珠李様
なのではないんですか?」







火影の言葉にカカシは慌てて言った。









火「あぁそうじゃ今暗部には
二人の隊長がおるんじゃ。」






火影の言葉にみんな驚いた。








自「のぉ先生?
珠李は何者なんじゃ?」






壁に寄りかかっていた自来也は
体を起こして言った。
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