運命ノ朱い糸
□プロローグ
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火「大丈夫。
俺は君を殺さない。」
「本当?」
火「あぁだからそのクナイ
捨てようか?」
「……………。」
少女は血まみれになった
クナイをその場に落としだ。
火「君、名前は?」
「麗羅(れいら)」
火「そうか、麗羅か。
僕の名前は波風ミナトだよ。」
麗「ミナト?」
ミナト「あぁさぁ行こうか。」
麗「何処に?」
ミナトは立ち上がって
少し後ろを向いて
ミナト「木の葉隠れの里だよ。」
ミナトはそう言うと小さい麗羅を
胸に抱いてその場を離れた。
抱かれた麗羅の瞳は赤い瞳
から黒い瞳へと変わり
しっかりとミナトにしがみついた。
続き→壱