血の殺戮
□新たな出発
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柚麻「あぁ−美味しい−!!」
三蔵達が話している頃、
柚麻は食堂でご飯を食べていた。
「あぁ−腹減った−!!」
「ご飯食べたら柚麻を
探しましょうね。」
柚麻「ん?」
聞き覚えのある声に気づき
柚麻は後ろを向いた。
悟空「あっ………。」
八戒「あはは、柚麻さん…。」
悟浄「あらま〜」
三蔵「ちっ……」
柚麻「あっみんなおはよう−!!
昨日はありがとうね!!
心配してくれて!!」
柚麻は笑顔で答えた。
八戒「いきなりいなくなったので
びっくりしましたよ……。」
悟浄「まさかこんな
ところにいたとはね〜」
悟空「うっまそ−!!
柚麻!これ食べていい?」
柚麻「うん、いいよ!!
お金は三蔵が払うから!!」
柚麻はそう言って三蔵を見ると
三蔵は何も言わずに煙草を吸っていた。
柚麻「(あぁ〜煙草になりたい…)
ねぇ〜三蔵?」
三蔵「……………なんだ。」
柚麻「
…………キスしていい?」
柚麻は人差し指を
唇に当てて三蔵に尋ねた。