血の殺戮

□心安らぐ時間(とき)
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柚「悟浄待ってよoぶふっ!!!」





柚麻が走って追いかけると
前の人物にぶつかってしまった。






「ん〜?」





柚「あっすみません。」





柚麻はそう言ってお辞儀を
すると走って行こうとした。




「ちょっと待って君」





柚「うっわっきゃっ!!」






行こうとした柚麻の羽衣を
後ろから引っ張って動作を止めた。





柚「なっなんですか?」






「いや〜君かわいいな〜って思ってさ〜」





柚麻はぶつかった男に壁に
追いやられて両手を上に
持っていかれ縛られていた。






柚「(血桜がとれない……)



はっん!!!!」





柚麻はその男から手で口を
塞がれてしまった。

息が苦しくなって涙目になる
柚麻を男はニヤニヤしながら
見つめていた。





「泣き顔もかわいいね……。
どう?俺といいことしない?」





柚「んんん(誰がんなことするか!!)」





柚麻は必死にもがきながら
涙目で睨みつけた。





「そんなことしたってそそるだけ」






その男はそう言って柚麻の脚の
間に自分の脚を挟んで入れた。






柚「(ん〜気持ち悪い!!!!!
こういうことは三蔵達から
されたいのー!!!!!←



てめぇ手足自由になったら
血桜の餌食にしてやるー!!



あってか……男の人なら…)」






柚麻はそう思って挟まれている方の脚を
思いっきり上にあげようとした。






カチャーン





柚「!!!!!!」






「なっなんだ?この鎖は?」





柚麻と男は鎖が飛んできた方向を同時に向いた。
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