運命ノ朱い糸

□プロローグ
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周りには乾いた血
まだ光沢を成している血
傷だらけの死体に
乱暴に積まれたような死体。




煙が出ている家の前に
横たわっている二つの死体。


その死体を見つめる一人の少女。
手には血に染まったクナイ。


その少女を生気を失ったような
瞳をして周りを見渡した。


そして自分の血まみれの両手を
見て目を大きく見開いた。





シュト シュト







近くで人が着地した音が聞こえ
その音のする方を向いた。






「あの子は…………例の子だね」





「はい、火影様。」






金髪で白に赤い模様の付いている
マントを羽織っている火影は
その少女に近づいた。


少女は生気を失った瞳をしたまま
近づいてくる火影を見つめた。





「君僕に付いてこないか?」






火影は屈んで少女に尋ねた。




「火影様………
しかし………この子は……」






「…………貴方……誰?
貴方も………私を殺すの?」






少女は生気を失った瞳で
火影に尋ねた。
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