運命ノ朱い糸

□プロローグ
2ページ/2ページ



火「大丈夫。
俺は君を殺さない。」



「本当?」




火「あぁだからそのクナイ
捨てようか?」




「……………。」





少女は血まみれになった
クナイをその場に落としだ。





火「君、名前は?」






「麗羅(れいら)」








火「そうか、麗羅か。
僕の名前は波風ミナトだよ。」






麗「ミナト?」





ミナト「あぁさぁ行こうか。」





麗「何処に?」






ミナトは立ち上がって
少し後ろを向いて






ミナト「木の葉隠れの里だよ。」





ミナトはそう言うと小さい麗羅を
胸に抱いてその場を離れた。




抱かれた麗羅の瞳は赤い瞳
から黒い瞳へと変わり
しっかりとミナトにしがみついた。









続き→
前へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ