運命ノ朱い糸

□弐
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コンコン



猿「ん?入れ。」




カカシ達が出て行ってしばらくして
また扉を叩く音が聞こえた。




「失礼しま〜す!!!」




猿「おっ琉羅か。
それにお前たちも一緒か。」




元気な声で入ってきた琉羅と
琉羅の後ろに続くように
入ってきた珠李と二人と同じ
ような格好の灰色マントの人物が
火影室に入ってきた。





珠「…………………仕方なくだ。」





珠李は腕を組んで壁に
もたれて呟いた。






猿「波瑠、お前久しぶりじゃな。」






波「よっ猿飛様〜!!
珠李はそんなに俺が
良かったのかな?」




波瑠は笑いながら珠李に
向かって尋ねた。



珠「…………波瑠…死にたい?」





珠李の手にはクナイが握られていた。






波「お前本気にするなって……。」







珠「それで任務は何?」






猿「うむ、―――――――――
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