運命ノ朱い糸

□参
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波「うひょ〜
数が多いこと〜」


波瑠はそう言いながら
クナイを取り出した。



三人の周りには忍び達が
50人強いた。



琉「これ全員抜け忍?」





珠「あぁ。」




琉羅と珠李はそう言いながら
クナイを取り出した。





「ふっその格好からして
暗部だろうが………
俺達の敵ではない!!!」




そう言ってリーダーらしき
人物が高笑いした。




琉「そうねぇ〜でも…」




タンっ





「ひっ………」




琉「私達はただの暗部じゃないの」





ザシュッ




それは一瞬の出来事だった。
琉羅が話し出したかと思うと
瞬時にそのリーダーらしき人物の
背後へと言葉を発すると
勢いよく琉羅が持っているクナイが
その人物の首にのめり込んだ。

周りにはその人物の血が滴り落ち
琉羅は手を離すと真っ逆様に
下に落ちて行った。





琉「げっ最悪−!
あいつ私のブレスレットに
血付けやがった−」



琉羅はそう言いながら白を
ベースに作られ幅が均等に
並べてある紫色の玉(ぎょく)
を出して拭いていた。



それは綺麗な美しい色をした
ブレスレットだった。







一部始終を見た周りの抜け忍達は
動揺を抑えきれず震えていたり
言葉にならない声をあげていた。





琉「で?隊長どうする?」

琉羅はクナイを捨てて
珠李に話し掛けた。





珠「…………任務は絶対だ。
あと……………
こいつらに使うチャクラはない。」





波「へっそんなの当たり前!!」





琉「ふっ隊長らしい!!!」





三人は瞬時に散らばった。
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