運命ノ朱い糸

□八
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金狐「琉羅止めな、
そいつらは殺すな。」





ナルト、いいや金狐は持っていた
クナイで琉羅のクナイを弾いて言った。







琉「金狐様がそう言うなら〜」






琉羅はそう言ってひとっ飛びで
珠李とナルトの後ろに移動した。
琉羅の隣には波瑠がいた。









カカシ「ナルト、どういうことか
説明してくれるよな?」





カカシはいつもより低い声で言った。









ナルト「……………説明?
何を説明するの?




もしかして俺が意外性No.1で
ドジでマヌケでドベで今まで
いたかってことか?」





ナルトの声はいつもとは違い
低くそして大人びていた。







カカシ「…………あぁ。」









ナルト「………そんなの当たり前。
世間が向ける俺への視線が
"今"どのくらいか知りたくて。





それに俺も暇なんだよ………。
毎日暗部の仕事ばっかやって。
だから昼間の任務につかせて
もらったってわけ。



俺みたいにドジでマヌケで
いつも誰かの手を借りないと
いけなくて自分より下の奴が
いてくれた方がいいもんな?」






ナルトはそう言ってサクラとサスケを見た。
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