運命ノ朱い糸
□壱拾弐
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金狐「………何のようだ?
俺に自ら殺されにきたのか?珠李?」
オレンジ色の髪を揺らしながら
お面をかぶっている珠李に言った。
珠李「…………誰が貴方に殺されるって?
今から木の葉を潰そうとしている貴方に」
珠李の発言後後ろにいた
琉羅と波瑠が横に並んだ。
金狐「……何でもお見通しということか…
それもそうか……九尾の印を緩めたんだ、
破鬼の力も漏れ出したか?
それでなんだ?
お前らが俺を止めると?
一度木の葉を恐怖に陥れた
九尾を持つ俺に。」
金狐は笑いながら冷たく言った。
琉羅「ナルト様が里を滅ぼそうと
しているのならそうせざる得ないな」
波瑠「里を守ることが我々暗部の仕事。
ナルト様も暗部に所属していたのなら
我々が貴方にクナイを向ける意味がわかるはず」
波瑠はクナイの刃先を金狐に向けて言った。
金狐「うるせぇんだよ、お前ら……
裏切った奴に……
説教なんてされたくねぇー!!!!!」
ドォーン
珠李琉羅波瑠「!!!!!」
金狐の発言後里中に
けたたましい音が響き渡った。