機械世界
□こっち見ろ!!
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朝からデュエルの奴がウザイほどバクゥに甘い
いつもいつもいつも
こっちを見やがらない
たく…その目はバクゥだけを見る目なのか?
俺ら…そんな距離あっていいの??
「……なぁデュエル」
『?何だよ?』
呼ばれてやっとデュエルの瞳がバスターを捕らえる
しかし腕の中には相変わらずバクゥが抱っこされている
それに少し嫌な顔をするバスター
「とりあえずバクゥを地面に置け」
『えー…』
「えーじゃねぇよ!」
そお怒鳴るとデュエルはしぶしぶバクゥを地面に置く
かなり嫌なのか置くまでに少し時間かかった
バスターはデュエルの手を掴む
『?』
「お前、俺と付き合ってるんだよな??」
『そうだが??』
「なんでいつもバクゥばっかり見てるんだよ?」
『別いいじゃん、俺はバクゥ好きだし!』
「……」
バスターはガックシと頭をたれる
何を言っても無駄と悟ったのだろうか
一方デュエルはキョトンとした表情でバスターを見ている
そして何かを感じたのかバクゥを他のところにやる
そしてバスターの手を握り返す
それに驚いたのかバスターはデュエルの顔を見る
『俺は確かにバクゥが好きだ、だがバスターが一番に決まってるじゃねぇか…///』
言うのがよほど恥ずかしいのか顔が真っ赤である
真っ赤になった顔を見られたくないのか俯いてしまうデュエル
可愛いと思ってしまうのはきっとバスターだけではないはず