機械世界
□黒い奴と白い奴
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『ちょっ、デスサイズさん?!』
「01の部屋って何処ー?」
何故部屋?!
01は顔から血の気が引くのを感じる。
嫌な予感が的中
01はもちろん暴れる。
「暴れるなよ01〜、それじゃあ運べないじゃないかぁ〜」
『運ぶな!!』
「だが断る」
『断るなぁ!!』
01は必死に暴れて逃げ出そうとする…が、しかしデスサイズは01をしっかりと抱き上げていてビクともしない。
『ぜ、02!!助けて!!サっちゃ―――ん!!』
「誰がサっちゃんだぁあああ!!!!」
02、激怒しながら登場
01はホッとする。
デスサイズはどこか嫌そうな顔をする。
02は01を殴ろうと考えていたが状況を見て何故01が02を呼んだのか悟った。
02の眉間にしわがよる。
「…何してんだ?」
「何が?」
『サっちゃ〜ん、助けてぇ〜』
「だからサっちゃんと言うなと言ってるだろうが!!それよりデスサイズ、何してんだ?何故01を抱き上げてるんだ?」
「02には関係ないことだよ」
「関係ないだとぉ?」
『…?ぜ、02…?デスサイズさん…?』
何故か険悪ムードのお二人
その中間にいる01は冷や汗ものだ。