機械世界

□黒い奴と白い奴
4ページ/5ページ

「とにかく01を離せ」

ガッと01の腕を掴む02

「断る」

ギュッと強く抱きしめるデスサイズ

『…??』

意味を分かってない01
すごい形相でデスサイズを睨んでいる02
笑顔だが目が笑ってないデスサイズ

『…とりあえず降ろしてくれないかデスサイズさん?』

「嫌だ」

「降ろせと言っているデスサイズ」

「五月蝿いねぇ…鎌で狩っちゃうぞ?」

「!」

何処からともなく大鎌を取り出すデスサイズ
01はとりあえず開放される
02は01が開放されるのを見るとデスサイズに向かってビームサーベルを向ける。
完璧戦闘態勢だ。

「デスサイズ、ちょっと表にでろ」

「いいよ、君を狩っちゃうから♪」

『え?ちょっ、デスサイズさん?02?』

二人は01を置いて外に出て行く。
そんな二人を見てる01はフッと玄関に転がっているいっぱいのニンジンを見て思う。

『…今日はシチューだな』



おわり
次へ
前へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ