機械世界
□黒い奴と白い奴
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「とにかく01を離せ」
ガッと01の腕を掴む02
「断る」
ギュッと強く抱きしめるデスサイズ
『…??』
意味を分かってない01
すごい形相でデスサイズを睨んでいる02
笑顔だが目が笑ってないデスサイズ
『…とりあえず降ろしてくれないかデスサイズさん?』
「嫌だ」
「降ろせと言っているデスサイズ」
「五月蝿いねぇ…鎌で狩っちゃうぞ?」
「!」
何処からともなく大鎌を取り出すデスサイズ
01はとりあえず開放される
02は01が開放されるのを見るとデスサイズに向かってビームサーベルを向ける。
完璧戦闘態勢だ。
「デスサイズ、ちょっと表にでろ」
「いいよ、君を狩っちゃうから♪」
『え?ちょっ、デスサイズさん?02?』
二人は01を置いて外に出て行く。
そんな二人を見てる01はフッと玄関に転がっているいっぱいのニンジンを見て思う。
『…今日はシチューだな』
おわり