機械世界

□怪談話はお好き?
4ページ/5ページ

『お前ら失礼だぞ、寝るとか』

「お前の話しが怖すぎるんだよ!!!全員気絶ってどおいうこと?!」

マークUが怒鳴っている
気絶したメンバーは約一時間は起きなかったらしい
フメツはむすくれた様子で今いるメンバーを見ている
どうやら話しの途中で気絶されたのを寝たのと勘違いしているらしい
しかしあのデスサイズと01さえも気絶するとは…
ダブルゼータとマークUでさえ予想できなかった

『俺が悪いのか?!えぇ?!』

「えぇ?!じゃ、ねぇよ!!!」

「お、俺今日プラスと寝よう…」

「俺は02とステイメンと…」

「俺は…仕事だからなぁ…」

「…俺はゼータと一緒に寝るよ…」

『ちょっ、お前ら!!!』

フメツはまだ言い足りなさそうだ
しかし皆は先ほどの話しのせいで今日寝れる気がしない

『アレくらいで怖いとか…』

アレくらいと言ってるがフメツ以外のメンバーはマジで怖かったのだ
今でも覚えている
気絶する前の話しは

「てか、あの話しどれだけ話し長いんだよ?」

『あぁ?一時間くらいだけど??』

十分長いと思ったのはマークUだけではないはずだ
しかもあんな怪談話を一時間も聞ける自身などない
もう今度からフメツを呼ぶのは他のメンバーがいたときだけにしよう
これだけの少人数だと駄目だ

「てか、それ何処から仕入れた怪談話だよ??自作??」

『あ?この怪談話はずっと`隣で教えてくれた奴'がいるから』

「…ん?何て?」

『だーかーらー!ここにいるってば!今はいないけど…帰ったのかな?』

「え?それってまさか…」



寺から絶叫が響く
今日を境にフメツには怪談話禁止令がでたとか…





『ん?お前も聞いてみるか俺の怪談話?』



END
次へ
前へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ