機械世界

□会って 抗って 聞こえなくて
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ヒュッ
刀が空を切る

瞳が濁りきってしまった
そして周りに漂う雰囲気さえも…

『……』

劉備は知らずに汗をかいていた
何故?

『なぁ、お前…強いよな?』

低く呟かれる言葉に劉備は警戒する
全身を駆け巡る冷気と殺気
一変されるその変わりようにゾクゾクとした感覚が駆け巡る
知らずに刀を握り締めていた

「……さぁな」

震えている声を必死に隠す
しかしそれさえも相手はどう読み取ったのかわからない
だた、ニヤリと笑っていた

『俺は幽愁、お前を殺す』

告げられた言葉に寒気さえもした気がした




END
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