機械世界

□いつから?
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二人は木陰で休憩をしている
ナタクはなるべくゴットに近づかないように距離をとる
近くにいると心臓の高鳴った音が聞こえそうで…
数分後
ゴットが静かになった
気になって瞳だけゴットのほうを見るとゴットは寝息を立てて寝ていた

「……」

無防備すぎるだろう
ナタクはため息をつく
一応ライバル同士
そして…

「…起きてないゴットが悪い」

立ち上がりナタクはゴットの隣に座り込む
そしてソッと…
気づかれないように額にキスをする
頭を一度撫で、ナタクは立ち上がる
そして篭った熱を吐き出すために一人ランニングをする

何時からかなんて知らない
ただ、気づいたときは好きだった
だからこそ気づかせたい

伝えたい

好きだと

抱きしめたい

思いっきり

強く強く

逃げられないように

強く抱きしめたい

それさえも何時から思っていたのか分からない
ただ好き
それだけだった




END
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