宝物

□何時の日か
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数年前の事

箜紮は、機駕で裏切り者扱いを受けた。

赤壁の戦いから数年の話し

「ふぅ…何とか倒したな。」
「すまん、手伝ってもらって」

「いいって、其におまえ名は?」

荊州は箜紮は聞く

「俺は箜紮だ、訳あって刺客から逃げている」

「俺は、荊州。何故追われているんだ?」


箜紮と、荊州は自分の名前を言い終えると、荊州から質問をされた。


「赤壁の戦いって知っているだろ?」

「あぁ、其が?」

「機駕から逃げている…っていた方が早いだろ?」

「まぁ話さないで良い…」

「悪いな…、荊州」

荊州と箜紮は、木陰に座り話した

「其に良く見るとこの場に合わない服装をしているな」

荊州に言われて箜紮は目を丸くした。

少し苦笑して荊州に言った

「俺の格好は、笑えるだろ?元々、俺は違う世界にいた」
「違う世界?」


荊州は疑問に持ちながら聞いた。

「ある奴によって連れて来られた。」

「ある奴?誰なんだ?」

「俺の師にだよ…元々歪んだ師範代でさ…彼奴は、俺の仇だ」


箜紮は右手を上に付きだし肘に巻いてある布をほどいた。
「…歪んだ師範代に殺られた傷は未だに癒えぬまま」

箜紮は傷跡に手を置く

「痛むのか?」

荊州に聞かれ箜紮巻き直した。

「平気、俺の格好についてだったよな?」

「あぁ…」

箜紮は、話しを戻し

荊州に話した。

「し…忍?」

「まぁな…」

「わからないな…」

荊州は唸りをあげながら腕を組んだ。

「さて」

箜紮は立ち上がり、荊州に言った

「此からどうするんだ箜紮?」

「俺か?俺は、まだこの世界を知らない…、だからまだ旅を続ける。」

「なら、俺と来いよ」

「――え、おまえと来て良いのかよ」

「この後、張飛達と合流する予定だ」

荊州は呟いた

「本来は劉備がよかったけどな」

其は誰も聞き取れない声で荊州は呟き、歩き出した。

「ほら刀、置き忘れ注意」

「わかっている。」

箜紮は荊州に刀を渡し、歩く
後に張飛達に紹介され

馬超、趙雲、黄忠、関羽、張飛と共に行動をし

徐晃と曹操と合流をした。


その話しはまた別の機会で


fin.
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