コラボ小説

□ハチャメチャ過ぎる二人
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初めての出会いは道
散歩している途中で出会った
桜丸は目の前の光景に唖然としていた

「…な、何何やこれ…」

目の前にいたのはフメツとガチ勝負をする謎のMS
灰色の装甲に身を包んだジム
しかし異様なほど素早く一撃一撃が重い
明らかに普通のジムではない
緑色のビームサーベルを振り回し、盾も何も使わずにフメツへと攻撃していく

『やるな!!!』

「テメェこそ!!!!」

ガキィンッ!!!
鋭い音が響く
桜丸はその光景の輪に入ることなく見ている
否、入れば怪我どころではない
そう思いコッソリと離れようと思った瞬間
何かが飛んでくる
あれは…

「ちょっ…流れ弾?!!!」

巻き添え決定☆←

『?!桜丸?!!』

流れ弾が飛んだ場所に桜丸がいたことに驚くフメツは普段では考えられないような速度で桜丸の前に立つ
そしてはじく

「!!さっすがフメツ軍曹!!!」

『軍曹はつけるなよ!!!!』

銃を撃った本人はフメツの前に着地する
桜丸は速過ぎる展開に追いつけていない
フメツはそれに気づいたのか苦笑して桜丸に言う

『えーと…こいつは軍にいた俺の部隊の仲間で…』

「俺はベックだ!フメツ軍曹を追ってここまでk…」

『お前は喋るな!!!話しがややこしくなるだろうが!!!』

「えぇええ?!軍曹ぉおおお?!!!」

「……」

漫才でもしているかのような二人をみて桜丸は少し笑ってしまう
仲良過ぎるだろこの二人
と、言うか…

「ぐ、軍?ちゅー事は…」

「んぁ?俺はフメツ軍曹の次に並ぶ奴、つまり俺は伍長!!」

そう満足そうに言うベックの頭をはたくフメツ
この二人はコンビを組めばいいと思う
桜丸は苦笑しながら自己紹介する

「ウチは桜丸や!よろしゅうな!」

そう元気に言えばベックは笑っている
ジムなのに何故あそこまで強いのだろうか?
桜丸はそこが不思議でならなかった

「に、してもベックはんは強いんやな??」

「フメツ軍曹には負けるぜ〜?」

『だがな桜丸、こいつ怒らせるとマジで危ないから間違っても怒らせることはするなよ??』

「?おん、分かった…?」

首を傾げる桜丸
ベックは相変わらずニコニコニコ
フメツは苦笑
何だこの状況
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