舞姫2011『うたかたの夢』

山のね
桃州谷(ももすだに)井筒の泉
つき満ちて生まれし
15の子蛇よ

江よ
この戦乱の世
強く生き抜け
我が信長のように
人間50年化天(げてん)のうちをくらぶれば
夢幻の如くなり
一度(ひとたび)生を得て滅ぼせぬものの
あるべきか

仁、義、友、愛、天、下、無、双

静寂を守りし
浅井の民よ
血となり
肉となり
生きる命よ

桜まう花びら
ちりゆくもはかなく
刃(やいば)飛び交う湖北の地
今 願う夢の日を

あっぱれ 虎姫 舞姫は鳴子両手に よお踊る
時の流れに身を任せ
東西南北 時を越え

時は過ぎ この山のふもとで
絆深めて 踊るのさ
よーいとよいやまっかどっこいさのせ
虎御前山 今日越えて
朝日 夢見し 栄もせず

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