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□eps.8 彼女の気持ち
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痛くて、痛くて、
涙が止まらない。
「違うわ。私は知っているもの。」
そう。私は知ってる。
ここで指揮をとっていたLが
どんなに必死で少女を救おうとしていたか。
もう3日はまともに寝ていない。
更にひどさを増した目の下の深いクマ。
殺害の報告を受けた時、
抱えた膝に食い込むほど爪をたてて
怒りに震えてた。
それでも冷静に、指示を出し続けた。
Lはそれ以上にないほど
最善を尽くした。
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