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□Snack Time Trouble
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午後3時。俺とルフィは甲板で釣りの真っ最中だ。

「ウソップ、なんか甘ぇ〜においがしないか?」
「うん?そーいやそうだなぁ・・・」
においのする方に目をやると、ハートをとばしたサンジが
ナミとロビンに近づいていくのが見えた。
「ナミすわ〜んvvロビンちゅわ〜んvv(スチャッ)チョコレートプディングです!」
「わぁ!おいしそう!!」
「ありがとうサンジ、いただくわ。」
「ハァ〜、もったいないお言葉!」

うんうん、ロビンも昔よりうんと素直になったな。
っっておい、ルフィの奴もういねぇ(ガボーン)

「お〜い、ウソップ!早く来ないと食っちまうぞ!」
「コラコラ待てルフィ!今行く!」

俺が着くころには、食い物には目ざというちの男連中はぞくぞくと
集まってきていた。
「アゥ!おめぇら、うまそうなもん食ってるじゃねぇのよ!」
「ヨホホホ、私もそれ、頂きたいです〜。」
「俺も食べたいぞぉ〜!」
「わぁ〜った、わぁ〜った!全員分あるから慌てんな!」
あと来てないのはゾロか。

ん?そういえばゾロって甘いもの食うのか?
「なぁサンジ、ゾロってさぁ、チョコとか食うの?
ほら、あいつ酒好きだし、味覚がおっさんだろ?」
「あ?(フゥ〜ッ)まぁ、あいつのイメージではないがな。」

「そのことなら問題ないぜ(ゴゴゴゴゴ)。」

ひぃ〜〜〜〜、ちょっとゾロ君いつの間にいたの!?
だめだぁ、足が恐怖で動かねぇっ、殺されるっっ

「この2年間、俺はあのホロホロ女のおかげで甘いものとかわいいものには
耐性ができてんだよ。それよりも、さっきの言葉もう一回言ってみろ!」
「ぎゃぁ〜〜〜!!ずびばせん!!!」
「にっしっしっし。あいつらおもしれえなぁ〜。」

今日もにぎやかに船は行く。

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