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□計略
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サ「イクメン?」
ウ「子育てをするメンズの略だ。いまブームなんだってよ!」
ふ〜ん、こいつは使わない手はねぇな。


ル「サンジ〜、腹減った〜!」
サ「おぅおぅかわいそうに。ちょっと待ってろ!」
ル「マジでか!?すっげぇ〜。」
へっ、ルフィをだしにナミさんに俺の面倒見のよさを
アピールする。我ながらいい考えだぜ。
サ「ほらよ、鴨のローストだ。」
ル「うっは〜、うんめぇ〜!!」
サ「たりめぇだ!たくさん食べろよ!」

コツコツコツ
おっ、この足音はナミさん!ナイスタイミングだぜ!
ガチャ
ナ「サンジく・・えっ、何これどういうこと!?
  さっきお昼食べたばっかりよね?」
サ「ナミさんすみません。でも俺、腹を空かせたやつには好きなだけ
 食わせてやるのがポリシーなんで。それにルフィがかわいそうで。」
ナ「そうよねサンジくん!私たちの船長がお腹を空かせてるんだもの、
 それを見て見ぬフリはできないわ。あぁ、サンジ君あなたってなんて
サ「なんて?(ワクワク)」
ナ「なんて馬鹿なのっ!ルフィ相手にそんなことしてたら、財布が
  いくらあっても足りないっつーの!」
ゴンッ
バタッ(約2名撃沈)
ナ「ったく、せっかくみかんの差し入れしてあげようと思ったのに。
  ここに置いとくわよっ。」


目覚めたサンジの右手には、ひとつのみかんが握られていた。

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