□ORANGE SMILE
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ORANGE SMILE





「ルフィィィー」
ナミの怒鳴り声が船内に響きわたる

慌ててキッチンから駆け付けたサンジ

他の船員たちもわらわらとナミの傍に寄ってきた

「ナミさんどうしたんですか!?」


「ルフィがまた私のみかん勝手に食べたの!」

船員たちは何だそんなことかと個々の部屋へと帰って行った

「なんでみんな帰るのよ!?」

「んナミさん僕は此処にいますよ
隣でぶつぶつと喋っているサンジくんを無視して、ナミはルフィを探しに行った



ナミは船内中を探し回ったが一向にルフィが見つからず
イライラしていた



「ルフィのやつ一体どこに行ったのかしら??」

ひとまず
部屋に帰って少し眠ろうと思ったナミは女部屋を開けると…

そこにはナミが探し続けたルフィの姿があった



「全く人の部屋でなんでこんなにも堂々と寝ているのかしら」

すやすやと寝ているルフィにナミは寄って行った



「なんで私のみかん食べちゃうのよ…
私のこと嫌いなの?

私はルフィのこと…」

ナミはルフィに聞こえないよう小さな声で囁いた。



すると
「そんなことないぞ」
不意にルフィから声が聞こえた。

驚いたナミにルフィはもう一度「嫌いなわけないだろ」
と言った

「ルフィ///あんた いつから起きて……////」


ルフィはゆっくりと起き上がりしししっと笑って
「ナミがなんか言い始めた時から」


ボッっと顔が赤くなるのが自分でもわかった



「んでさっきの続き

ナミは俺のことどう思ってんだ?」
ルフィは笑いながら問い掛けてきた

「私は//////」



「………すっ、
      好き////////」 
ナミの顔は火がでるぐらい真っ赤だった

「っはは
俺も大好きだ」


「でも
   人のみかんは勝手に
    食べないでよね//」
ナミは軽く睨みながら言った


「あぁ
腹減ってたんだごめんな」

(はぁ〜全くルフィに甘いんだから…)ナミは心の奥で思った

「今度からしないでよね…」

「わかんねぇ
んじゃ変わりにナミを食うから」ルフィの顔が男の顔へと変化した。


「っ何言っ「っん」
唇には柔らかな感触

「っふ………」
少し開いた唇から
ルフィの舌が侵入してきた


「んっ………ふっ」

ナミが苦しくなって唇を離した

「しししっ
これでナミは俺のもんだ」

「//////いきなりすぎんのよ」


「ナミが好きだから仕方がねぇ」

「///私もよ」


そして二人の唇はまた重なった




END

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