□違う意味
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「早く帰って来ないかなー」


ナミが様子を見に外に出てみると、人影が見えた。


「泥棒ね。
私の部屋に向かってる

お宝には指一本触らせないわ!!」



こっそりと近づくと
その影は




「ルフィ!」



「っあナミいた〜」

太陽のような眩しい笑顔をこちらに向けてきた。



「ビックリした〜
あんた行くとこないなら

私と船番変わってよ」


「おれは、行きたい場所がある。」
ルフィはすごい笑顔だ。



「なら
早く行きなさいよ」


はぁ〜っとため息をついた。



「一人じゃあ意味がないんだ。」



「私は船番があるの!!

他の人を誘いなさい。」




「お前はバカか!!

ナミがいないと意味ないぞ」




「私は
船番があるの
だから行けないわ。」




「仕方ねぇ
じゃあここで言うぞ!」



「???」





「おれは ナミ好きだ!」





「あら
ありがとう

そんなこと言われても
行けないわよ」





「………お前 意味わかってる??」

ルフィは座りこんで
顔を帽子で隠している。


「私のこと好きなんでしょ?」
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